債権回収の注意点と、弁護士に依頼すべき3つの理由

貸付金や家賃、売掛金など、未払いの債権が発生したら早急に回収する必要があります。

ただし債権回収を成功させるためには注意すべきポイントがあります。

 

今回は、債権回収の注意点と弁護士に依頼すべき3つの理由をご紹介します。

 

1.債権回収の注意点

1-1.時効に注意

債権回収を行うときには、債権の「時効」に注意が必要です。

債権にはそれぞれ「時効」がもうけられており、所定の期間が過ぎると権利が消滅します。

時効が成立すると、どれほど多額の債権であっても行使は不可能です。

現在の民法では債権の種類ごとに異なる時効期間が設定されていますが、改正民法が施行される2020年4月1日以降は、基本的にすべての債権の時効期間が5年に統一されます。

 

1-2.適切な方法を選択する必要がある

債権回収の手続きには、いろいろな種類があります。交渉、調停、支払督促、少額訴訟、通常訴訟、また仮処分や強制執行が必要になる例もあります。

回収の成功率を高めるには、状況に応じて適切な方法を選択して進める必要があります。

 

2.債権回収を弁護士に依頼すべき理由

債権回収は、以下のような理由から弁護士に依頼するとメリットが大きくなります。

 

2-1.状況に応じた最適な対応をとれる

債権回収にはさまざまな方法があり、自分ではどのような手続きをとれば良いかわからないケースも多々あります。そのようなとき、弁護士であればあなたの状況に最適な方法を選択、実行できます。相手から反論された場合にも、弁護主が適切に再反論して依頼者の権利実現をはかります。

裁判でも弁護士が状況に応じて適切な主張・立証を進めるので、有利な判決が出やすくなります。

 

2-2.時効成立などのミスを防げる

本人が対応していると、いつが時効の完成時期かに注意が及ばず気づかないうちに時効が成立してしまうケースも多々あります。

弁護士に依頼していれば、適切なタイミングで時効の進行を中断させるので、時効成立などのミスが発生しません。

 

2-3.相手が真剣に対応する

債権回収をするとき、債権者本人が債務者に支払い請求しても、相手が軽く考えて真剣に対応しないケースがあります。そのような場合、弁護士が代理で請求することによって相手も真剣に対応せざるを得なくなり、交渉によって債権回収できる可能性が高くなります。

弁護士が交渉を行うと、当事者同士で直接話し合うよりも有利に進みやすいものです。

 

債権回収を成功に導くには、スピーディかつ確実に取り立てを行うためのスキルが必要です。未回収の債権を抱えているならば、お早めに弁護士までご相談下さい。

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